大沢さんのブログ

ちょっとしたwebの勉強です。どうせなので新橋ランチ情報でも載せていこうと思います。

【らーめん三吉(さんきち)】

【らーめん三吉(さんきち)】

東京都中央区銀座8-7 銀座ナイン2 B1F
平日11:30〜14:00、17:00〜19:30頃

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新橋と銀座の境目といったところ、
銀座ナインの地下にある、らーめん300円という破格のお店。
ここは同じフロアにある他のお店も500円ランチだったりと
懐に優しいお店が立ち並んでいる。
ミニカレーセット650円を注文。
L時カウンターのちょうど角っこの席に座る。
写真撮った後に隣の席が空いたところ、
こちらへどうぞと促され、席を広めに使わせていただいた。
店主の接客はかなりざっくばんらんで
常連さんには「おう!今日は遅いね!」「こっち座んな!」と、かなり砕けた接客。
一見さんには「こちらへどうぞー」「すいませんお待たせしましたー」と、とても丁寧。
外国からの客も多いようだが、ジャパニーズ英語でなんなくさばいている。
途中、外国の方が英語で「あれとこれを包んで持ち帰れないか」的な
小難しいことを英語で言っていたが
「なにいってるか分かんねーよガハハ!」「んなめんどくせーことできねーよガハハ!」
と一刀両断、言葉遣いは綺麗ではないが不快感は全くない。
まずはらーめんを食ってみる。
こりゃあアレだな、
そこいらのラーメン屋とはそもそもフィールドが違う、全然別物だわ。
かつて渋谷駅構内、というかホームにあった「日清ラ王 袋麺屋」の醤油味とかなり似ている。
麺は、見た目は全然違うが、食感というか
なんか詰まった感じでないスカスカした感じとかがとても似ている、スープの味も似ていると思う。
300円なので全然welcomeだが、これで600円とかだったらさすがにリピートはない。
例えるならハイスコアガール(漫画)で
「隣町に50円でプレイできるゲーセンがあるらしいぜ!」って意気揚々で行ってみたら
スト2じゃなくて初代ストリートファイターだったあの感じ。
ってよりかこれはケルナグール(※1)だ。
カレーは社員食堂とか定食屋とかによくあるカレールウの味。
ラーメンとカレーのセットで650円はかなり安い。
ただ、新橋駅前おやじビルの丹波屋が、そばとカレーのセットで500円だから
まぁこんなもんっちゃあこんなもんか。

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※1「ケルナグール
1989年7月21日にナムコより発売されたファミリーコンピュータ用ゲーム。
カンフーをベースとしたアクションRPG
ゼビウスで有名な遠藤雅伸氏の作品。
格好良いパッケージの絵に釣られて購入したはよいが、
実際のゲームのドット絵キャラは人格を消されたのび太くんみたいなビジュアルで
少ないお小遣いをやりくりしていた子供たちにとっては
まさに「よくもだましたアアアア!!」状態である。
フィールドモードと戦闘モードに分かれており、
フィールドモードは通常のPRGと同じく謎解きがメイン。
簡単すぎず難しすぎない程度のトンチが効いた謎解きに
他のゲームのパロディなどが入り混じっており、マニアックながらも
やればやるほど味が出てくる、まるでスルメのような、ついついはまってしまう面白さ。
戦闘モードは敵味方共に共通の7:3分けなドット絵キャラが
ポコッポコッと軽妙な効果音を立てつつ無表情に殴りあう、
誰もが無心でAボタンを連打してしまう白熱のバトルアクション。
初めは中段突きしかできなかったキャラクターが
さまざまなお使いゲーをこなすことで
ひじ打ち、上段ひじ打ち、ジャンプひじ打ちと多彩な技を習得し、
ゲーム序盤にちょっと畑を横切っただけで瞬殺されていた農夫を
一方的にボコれるようになっていく様はまさに爽快の一言。
また、ゲームの遊び方も多彩で、
RPG要素以外に格闘ゲームとしての遊び方も搭載している。
「ふたりでたいせん」は、パスワードを入力することにより
自分がRPGモードで育てたキャラを使い、友達同士の対戦ができ、
「しあいをかんせん」は、CPU同士の対戦を延々と見せつけられ
3分で飽きる。
当時はまだゲームが子供のものだった頃で
少ないお小遣いをやりくりして厳選した数本を購入するのがやっとの中、
FF3、DQ4といった伝説級ゲームを前に埋もれてしまった上、
当時としてもグラフィックの見栄えにかけ、
手つかずなゲーマーが多数いたことは想像に難くない。
しかし、実際にプレイしたゲーマーからは、なかなか高い評価を得ていた隠れた名作。
当初、ただの無名ゲーだったが、インターネットの普及と共に
クソゲー、もしくは愛されるクソゲーとしてじわじわと知名度を上げていく。
近年では有野課長をはじめ、ゲームの実況プレイヤーによって
動画を含めた露出が増え、さらに知名度を上げると共に
内容に即した正当な評価を得つつある稀有なゲームである。